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About Flooring

【木製フローリング材のご採用にあたり】

【特性】

  • 商品は全て輸入品となります。(基本的に国内倉庫に在庫していますが、在庫が無い場合は海外工場に発注して輸入いたします)
    発注前に在庫状況をご確認ください。
  • 天然素材のため、色調模様などにバラツキがありホームページの商品写真と実物では色調が異なる場合があります。
    弊社では材料を厳選しておりますが、1枚1枚性質の違うフローリングゆえに色や木目等のバラつきが生じます事をご理解ください。
  • 加工や乾燥においても品質維持に努めておりますが、多少な反りや割れ、ネジレ等が生じる事もご理解ください。
  • 無垢材は、自然素材の為に空気中の水分の吸放出を繰り返しお部屋に調湿効果をもたらします。
    水分を吸収すると膨らみ、放出すると縮む性質を持っており、隣り合う床材同士の隙間が広がったり閉じたりを日々繰り返します。
  • 無垢材や複合材の性質を良くご理解いただいたうえで 弊社フローリングのご採用、施工をお願いいたします。
  • カットサンプルは商品の一部を切り取った物ですので、商品全体の特徴が反映できない場合があります。
  • 商品改良や経済情勢により、予告無く仕様、価格を変更する事があります。
  • 施工後のクレーム・返品等はお受けできませんのであらかじめご了承ください。

【施工要領・注意事項】

  • 天然素材の為、色、柄等バラツキがあります。施工前仮並べをしてバランス良く貼り込んでください。
  • 湿度による影響で膨張・収縮します。施工場所の環境を考慮した上で施工をしてください。
  • 長時間にわたり直射日光があたると、変色やひび割れが生じる場合があります。
  • 施工は、糊、針併用施工です。(ウレタン系、エポキシ系のフロア専用接着剤を使用してください。)
    水性ボンドは反り、床鳴りの原因となりますので、絶対に使用しないで下さい。
  • 下地は合板下貼り施工を基本としていくだし。根太貼りの場合は303mmピッチで乾燥材の根太を 使用してください。
  • 床暖房を使用する場合、床暖房の熱源は電気式、ガス温水式ともにフローリングが303mm感覚で釘止め可能なもの、かつ接着剤の併用が可能なもの、あるいは床暖房マットの小根太に釘止め可能なものをお選び下さい。
  • 養生テープは、絶対にフローリングに直に貼らないで下さい。

Ⅰ. 施工前確認

  • 無垢材の性質上、膨張・収縮を防ぐ為に、開梱し2〜3日程度施工する環境になじませて下さい。(オーク材以外はお問合せください)
  • 床下の換気状況など湿気の対策をした上で施工をして下さい。

Ⅱ. 仮並べ

  • 天然素材の為、色、柄等バラツキがあります。施工前仮並べをしてバランス良く貼り込んでください。
  • 極端に小幅が来ないように、貼り込み前に割付を行なって下さい。

Ⅲ. 下地

  • 大引を施工する場合は90mm角以上の乾燥材を使用し間隔は910mmとしてレベルを出して施工して下さい。
  • 根太を施工する場合は45mm角以上の乾燥材を使用し間隔は303mmとしてレベルを出して施工して下さい。
  • 必ず合板の捨て貼りをし、合板は12mm以上の耐水合板を使用して下さい。合板の間隔を2〜3mmあけて施工して下さい。
  • 床下の湿気が多い場合は0.1mm厚以上の防水シートを根太と捨て貼り合板の間に敷き込んで施工して下さい。

Ⅳ.貼り込み

  • フロアの貼り方向は根太に直交するように施工して下さい。
  • 施工は、糊、針併用施工です。(ウレタン系、エポキシ系のフロア専用接着剤を使用してください。)
    ※水性ボンドは反り、床鳴りの原因となりますので、絶対に使用しないで下さい。

「無垢フローリング」 

  • 硬くて重いオーク材は、特に丁寧に下地作りを行い、レーザーで必ず水平を出してください。下地の波打ちがフローリングの段差になって表れてきます。
  • 施工は必ず糊釘を併用して下さい。
  • 貼り込みはきつく締め付けると無垢材の性質上反り・突き上げの原因になります。
  • 強く叩き込みすぎると膨張時に反りが発生する場合があります。材のジョイント部には名刺厚ほどのクリアランスを確保し施工を行なって下さい。
  • 壁際は5mm程クリアランスを確保して下さい。
  • 床暖房との併用はできません。

「複合フローリング」 

  • 複合フローリングは厚みに対して、複数の材を積み重ねてできているため一般的な無垢材に比べると伸縮率は低くなりますので、スペーサー等で貼り合わせの隙間を空ける必要はありませんが、カチコミと呼ばれる締め上げをすると、突上げを起こすことがあります。
  • 壁際は無垢フローリングと同様5〜10mmの隙間を空け巾木で隠すようにしてください。
  • 広いホール等に施工する場合も無垢材同様、隙間を取れると所はできるだけ取るように施工してください。

「アンティーク古材フローリング」 

  • 欠け・汚れ・サイズのバラつきがあります。実際の施工範囲に合わせ調整をしながら貼り付けを行ってください。
  • 基本的に重歩行専用材となります。

「積木ヘリンボーンタイプ」 

  • 施工範囲に対してどの向きに貼るかを決めてください。
  • 左右それぞれ専用材があります。サネでご確認ください。
  • 45度線とセンター線に並行した線を墨出しします
  • 施工範囲の幅を測り、そのセンターから墨出しを割付を確認することをおすすめします。
  • 施工範囲の形状にもよりますが、壁際等を斜めに切断する為歩留まりが悪く施工面積よりも余裕を持った数量が必要となります。
  • 短辺と長辺の長さが倍数の関係にあります。収縮した材を施工する際は散らして施工することをおすすめします。

「フレンチヘリンボーンタイプ」 

  • 施工範囲に対してどの向きに貼るかを決めてください。
  • 左右それぞれ専用材があります。サネでご確認ください。
  • 45度線とセンター線に並行した線を墨出しします
  • 施工範囲の幅を測り、そのセンターから墨出しを割付を確認することをおすすめします。
  • 頂点がしっかり合う様施工を行ってください。全体的な仕上がりに影響してきます。
  • 施工範囲の形状にもよりますが、壁際等を斜めに切断する為歩留まりが悪く施工面積よりも余裕を持った数量が必要となります。

【ご使用上の注意点】

  • 水濡れ厳禁
    ウレタン塗装の場合、製品の表面に耐水性に優れた塗装で保護しておりますが、長時間の水濡れは、製品のシミ、汚れの原因となりますので、速やかに拭き取って下さい。自然(オイル)塗装品や無塗装品は耐水塗膜が無いためウレタン塗装よりも汚れや水分に注意して下さい。
    水廻りにはマットを敷くなど、窓の結露や雨の吹き込み等の水濡れにもご注意ください。
  • 湿度
    室内環境を人間および無垢材にとって快適とされる湿度50~60%程度に保持される事をお勧めします。
  • 換気
    長期にわたり換気のない状態が続くと室内に湿気が溜まり反りやカビ等の発生原因となりますので、適度に換気をするようにしてください。
  • 乾燥
    エアコン等冷暖房機器や空調設備からの排気が床面に継続的に直接当たる場合は、乾燥により材の収縮、割れや変色の原因となりますので当たらないようご配慮ください。
    ホットカーペット・こたつ・ファンヒーター・ストーブ等を使用したい場合は、断熱性の高いマット等を使用し、床面に熱が伝わらないようにしてご使用下さい。
  • 傷防止
    フローリングの傷に対しては生活する人の捉え方によりますが、できるだけ傷が入ることを防ぐ対応策となります。
    テーブルやイスの脚にはフェルトシートを貼るなどフローリングとの接着面を保護してご使用下さい。重量物は、敷板を介して置いてください。
    キャスター付の椅子などは荷重のかかった状態で動かすと大きなダメージを受けやすいので、カーペットやクリアマットを部分敷きして表面を保護してご使用下さい。
  • 日焼け変色防止
    フローリングの日焼けや変色に対しては天然木の特性でもあり、完全に防ぐことは難しいこととなります。
    長時間にわたり直射日光があたると、変色やひび割れが生じる場合があります。カーテンなどで遮るなどして、できるだけ直射日光に晒さないようにする必要があります。
  • 床暖房の使用について
    床暖房を使用したい場合、床暖房対応商品(複合材)をご使用下さい。
    床暖房は、45〜50℃(表面温度30〜40℃未満)でご使用下さい。表面温度40℃を超える温度で使用されると低温やけどを起こす可能性があります。
    床暖房使用時は、フローリングの上にラグ等を敷かないで下さい

【お手入れ・メンテナンスについて】

天然木は日光等で変色し、汚れや傷も付きます。こぼした汚れはすぐ拭き取る等、お手入れに気を付けることで味わい深い色艶が増して行きます。
フローリングの使用上の注意事項も合わせてご確認下さい。

  • 基本的に水分は厳禁
    日頃のお手入れやお掃除は乾拭きです。
    ひどい汚れには乾拭きで除塵後、固く絞った雑巾か床用洗剤や中性洗剤(OSMOウォッシュアンドケア/BONAフロアクリーナー/BONAソープ)を染み込ませた雑巾で
    汚れを拭き取り、乾いた雑巾で乾拭きしてください。
  • 「ウレタンフィニッシュ」(BONAメガワン)のフローリングのお手入れ
    水をはじくウレタン塗装品であっても、コートされていない継ぎ目等から水分が中に染み込むと、傷みやシミ、変形の原因となりますので、水分は避けて下さい。
    水分をこぼした場合は、すぐに拭き取って下さい。また、水分を多く含んだ雑巾やモップ等での掃除はお避け下さい。

    Ⅰ.日頃のお手入れ

    ゴミやホコリを取り除き、乾いた雑巾やモップ(BONAダスティングパッド)で拭きあげてください。
    吸着剤を含ませた化学雑巾やモップは変色する可能性がある為、水濡れ箇所等には絶対に使用しないで下さい。また、使用後も床面に放置しないで下さい。
    ※ひどい汚れには乾拭きで除塵後、固く絞った雑巾か床用洗剤や中性洗剤(BONAフロアクリーナーを噴霧し、拭きあげてください)を染み込ませた雑巾で汚れを拭き取ってください。

    Ⅱ.定期メンテナンス(時期は使用頻度によって異なります)

    BONAクリーナーを水で100倍に希釈し、BONAクリーニングパッドに含ませよく絞ってから拭きあげる。
  • 「オイルフィニッシュ」(BONAクラフトオイル/BONAハードワックスオイル/OSMOフロアクリア)のフローリングのお手入れ
    オイルが表面に浸透していても水分はしみこみ、塗装の無い継ぎ目等からも水分が内部に浸透し傷みやシミ、変形の原因となりますので、水分は避けて下さい。
    水分をこぼした場合は、すぐに拭き取って下さい。また、水分を多く含んだ雑巾やモップ等での掃除はお避け下さい。

    Ⅰ.日頃のお手入れ

    ゴミやホコリを取り除き、乾いた雑巾やモップ(BONAダスティングパッド)で拭きあげてください。
    吸着剤を含ませた化学雑巾やモップは変色する可能性がある為、水濡れ箇所等には絶対に使用しないで下さい。また、使用後も床面に放置しないで下さい。
    ※ひどい汚れには乾拭きで除塵後、固く絞った雑巾か床用洗剤や中性洗剤(BONAフロアクリーナーを噴霧し、拭きあげてください/OSMOウォッシュアンドケア100倍希釈)を染み込ませた雑巾で汚れを拭き取ってください。

    Ⅱ.定期メンテナンス(時期は使用頻度によって異なります)

    BONAソープを水で50倍に希釈し、BONAクリーニングパッドに含ませよく絞ってから拭きあげる。
    OSMOウォッシュアンドケアを水で100倍希釈し、雑巾やモップにに含ませよく絞ってから拭きあげる。

    Ⅲ.ワックス掛け

    本商品の自然塗料はワックスに似た性質の為、基本的に必要ありません。
    オスモ&エーデル社からはワックスアンドクリーナーというメンテナンス商品が発売されております。
    こちらを定期的に薄く塗り広げますと塗装が美しく保たれます。

表面塗装の油分は経年と共に乾燥して行きます。
気になる場合半年~1年に一回程度の木質フローリング専用のオイル塗装をおすすめします。
仕上げに使用した同一の塗料で再塗装してください。(各メーカー塗料の施工指示をご確認ください)